日本でもっとも歴史ある女性NGO「新日本婦人の会」の中央支部大会に参加しました。
議事の中では、「戦争は秘密から始まる」と題された学習会も開かれ、若き弁護士・白神優理子先生から、秘密の範囲を国家が「どこまでも」「いつまでも」拡大できる特定秘密保護法について学習しました。
秘密保護法にある「国民の生命及び身体の保護に関する重要な情報」には、原発も、自衛隊や米軍基地、オスプレイはもちろん、TPPも、さらにはお天気も、なんでも該当するブラックボックスであること、市民運動でも逮捕される可能性について、研究・報道の自由が侵害される危険性について、など...つまり秘密保護法とは「死のおきて」であり、監視、萎縮、無知を生むものになるという恐ろしいものです。
しかし、まだ希望もあります。
秘密保護法はまだ施行されていません。法律の「成立」→「施行」という流れのなかで、施行前に、世論を大きく広げて廃案の法律を制定すれば、止めることができます。
今、広範に反対世論が広がっています。日弁連会長声明他、全国52単位の弁護士会すべてが反対の声明をあげています。外国特派員協会の会長声明、日本ペンクラブ、TVキャスター、演劇人、日本歴史学協会、児童文学者、音楽、美術、演劇、映像、出版映画人、など良識的な人々が声をあげています。
にほン共産党は、秘密保護法廃案の署名も集めています。廃案めざして、一緒に声を上げていきましょう。