2014年3月6日木曜日

3/6 中央区の待機児童数(最新情報)

 3月9日付の新聞「東京民報」に都内の待機児数が掲載されました。

 日本共産党都議団の区市町村へのアンケート結果によると、認可保育所に申し込んでも4月から入所できない子どもが、3月3日現在、都内で少なくとも2万6090人にのぼることが分かりました。

 調査結果は18区25市3町村の回答をまとめたもので、全体で37.4%の子どもが入所できません。

 認可保育園の4月1日現在の定員は、回答のあった21区26市3町村の合計で18万7788人で、前年同期と比較して、8432人分増える見込みです。

 施設・定員増が、入所希望数の増加に追いついていない現状が、改めて浮き彫りになりました。

 また、待機児童の定義について、自治体によってばらばらな実態も、アンケート結果で明らかになりました。

 子どもの預け先が見つからなかったために、退職した人を待機児童に数えない自治体は7(状況により数える自治体を含めると10)、内定した仕事を事態した人を数えない自治体は6(同10)ありました。

 

 中央区は、表中ではアキママになっていますが(なぜかは不明)、入れない人数428人、申込者数1178人、入れない割合は36.3%となっています(3月5日に子育て支援課長より聞き取り)。内定者数は750人ということです。

 内定しても断る方や、認証保育園に入る方も出てきますが、直近の認可保育園待機児童数としては428人という人数です。

 中央区の乳幼児人口は増え続けています。2013年の1年間の出生数は1694人です。4月に新たに私立認可保育園6園が開設しますが、待機児問題は依然深刻です。