今日の「憲法カフェ」には、約20名の方が参加しました。お店の方のご好意で、各種ドリンク類、スイーツも無料で提供されました。
銀座の第一法律事務所所属の若手弁護士・山田大輔さん他、2名の弁護士の方が講師となり、「憲法とは」「立憲主義とは」「安保法案(戦争法案)とは」、専門家の立場からお話しました。
憲法は、最高法規であり、憲法に反する法律は許されません。
また、生存権や表現の自由など基本的人権(個人の尊重)、国民が権力の支配から自由であるための民主主義(国民主権)を守るため、権力を制限すること=「立憲主義」が、憲法の基本的な性質です。
英語でも、憲法はConstitution、法律はLowと区別されています。
なぜ、安保法案(戦争法案)に反対するのか、という理由も、論点をしぼって説明されました。
1.憲法学者、弁護士、野党、多くの市民が反対してきた
2.憲法9条に違反する(平和主義、立憲主義の否定)
3.国民の多数が反対しているにもかかわらず、強行(民主主義の否定)
4.日本が戦争に参加する可能性が高まる
質疑応答では、たくさんの質問も出され、たっぷり2時間おおいに盛り上がりました。
・日本には憲法裁判所がなぜないか
・地方議会では住民監査請求ができるが国に対してはなぜできないか
・戦争法強行に対し裁判をどう起こせばよいか
・アメリカは軍需産業を支えるため、15年程で古くなり更新が必要な武器を一掃し更新するため、絶えず戦争をしかけなくてはならないこと
様々な角度から、戦争法の問題点、これからどうたたかうか、アメリカの要求、など、様々な角度から話し合い、とても充実した内容でした。
今日集まった人たちとも一緒に、これからも戦争法廃止のためにがんばります。