2015年9月9日水曜日

9/9 教育委員会を傍聴 「高層ビル内に小学校」

 ★区立小学校の特認校制度について報告がありました。小規模校である城東、常盤、泰明、坂本の4校で現在、実施されていますが、坂本小以外の3校は希望者が多く、抽選となっています。

 教育委員から「理数教育推進校の城東、国際教育推進校の常盤小への希望者が増えることは、ある程度予測できたのだから、学級数を増やすべき」という旨の意見が出され、教育委員会の理事者は「考えていかなくてはならない」との認識を示しました。

 また、9月4日付東京新聞で、城東小が、JR東京駅前の八重洲に建設される高層オフィスビルに入居する問題が報道されたことに関わり、教育委員から「(報道機関や保護者、地域に対し)どう情報を出していくか、考えていくべき」「これまで、どう説明してきたのか」など、いくつか質問が出されました。

 教育委員会の理事者は「保護者等に対し、開発計画があること自体は伝えているが、こうした開発は年次計画でズレが出てくることもあるので、過度に心配を与えないため、詳細な説明会はまだ行っていない」旨の答弁でした。

 この計画は、区議会には既に報告されているものですが、全く知らない方も多くおり、説明会や意見聞き取りが非常に重要だと思います。

 ★6月1日~6月30日まで実施された「ふれあい月間(いじめ防止強化)」(第一回)で、全児童・生徒にアンケート調査が行われたことが報告されましたが、教育委員会の理事者からは「全児童・生徒がきちんと答えているかどうかは疑わしい部分がある」旨の考えが示されました。

 ★毎年実施されているオーストラリア・サザランド市との交換留学については、教育委員会の理事者から「東日本大震災後、サザランド側からの希望者が減少傾向にある」旨の考えが示されました。

 次回は10月21日(水)、14時からです。どなたでも傍聴は可能です。当日20分前までに傍聴の受付をしてください。


 ↑城東小が入居するビルの完成予想図(区資料より)。全国初、高層ビル内に小学校が入居することになります。子どもにとってよい環境と言えるのでしょうか。