2010年8月26日木曜日

8/26 “国民不在”の民主党代表戦

 民主党代表戦は、26日に小沢氏が出馬表明をしたことにより、菅首相との一騎打ちとなります。

 小沢氏は「政治とカネ」をめぐる疑惑を抱えたままです。国民の批判を浴びて2ヵ月前に幹事長を辞任したばかりですが、いまだに何の説明責任も果たしていません。

 小沢氏は、この6月まで幹事長として鳩山前首相を支え、後期高齢者医療制度廃止の先送り、派遣法の抜け穴だらけの改正など公約を破り続け、米軍新基地建設の「日米合意」など、国民を裏切ってきた民主党の最高責任者のひとりです。

 閣僚であった菅首相にも、同様の責任があります。また、菅首相は、小沢氏の「政治とカネ」の問題について、「辞任により一定のけじめはついた」と、繰り返し、疑惑の真相究明には背を向けたままです。

 民主党は何の自浄努力もせず、公約違反に対しての反省もありません。

 代表戦は、国民不在の不毛な権力闘争でしかありません。