日本共産党創立88周年記念講演会「探求の時代~綱領を手に展望を語り、未来を語り合おう 参議院選挙のたたかいから深く学んで」が日比谷公会堂で開かれました。
私は、開演時間に間に合わなかったので、自宅でインターネット中継を見ました。
志位委員長の話は、まず、先の参議院選挙での支持・支援へのお礼とともに、議席と得票を後退させたことについてのおわびから始まりました。
今回の参院選は、自公政権に退場の審判が下され、民主党政権にも失望が広がり、国民が新しい政治を求める「探求の時代」のもとでたたかわれました。
このもとで日本共産党の訴えが国民の「探求にこたえ」、「展望を示す」という点でどうだったのか、弱点があったのではないか、と志位委員長は語りました。
そして、今回の選挙戦で、共産党は「大企業減税のための消費税増税反対」をうったえましたが、それと一体に「共産党は政治をこう変える」という解決の展望を示せなかったのではないか、「反対」のメッセージだけしか伝わらなかったのではないか、と振り返りました。
どんな問題でも、、建設的メッセージが伝わってこそ、国民の心に響きます。
「消費税増税反対」と一体に「大企業応援から暮らし最優先」への転換という共産党の経済政策の基本姿勢が伝わるような、一言で言えるような建設的なスローガンが大事だったと思います。
率直に反省をし、国民の探求にこたえ、打開の展望を示していきたいです。
この講演会では、他に、「二大政党制に国民の不信があつまり、崩れ始めていること」、「財政危機打開」、「米軍基地問題をどう解決するか」などについて語られました。これからも引き続き内容を紹介していきます。