2014年11月14日金曜日

11/14 ストーン監督 沖縄知事選・オナガ氏へ激励

 映画監督のオリバー・ストーン氏をはじめとする世界の著名な文化人、学者、平和活動家ら15氏が、沖縄県知事選(16日投票)の最終盤にあたって、日米両政府が狙う同県名護市辺野古の米軍新基地建設に断固反対を貫くオナガ雄志(たけし)候補(64)へ激励のメッセージを寄せています。

 オリバー・ストーン氏のほか、世界的に著名な言語学者でマサチューセッツ工科大学名誉教授のノーム・チョムスキー氏ら15氏が、原水爆禁止日本協議会(日本原水協)の高草木博代表理事を通じてメッセージを寄せています。

 今年1月の名護市長選を前に、「辺野古の海兵隊基地建設は中止すべきであり、普天間基地は沖縄の人々に直ちに返すべきだ」と訴える声明を連名で発表した中心にいた人々です。

 ストーン氏は「仲井真弘多(なかいまひろかず)知事は沖縄県民への公約を裏切り、みなさんを売り渡した」と批判。「沖縄県民はこの不当な攻撃に対して勇敢にたたかってきました。みなさんは、社会正義のためにたたかう世界のすべての人々の心をとらえています」と述べています。

 激励メッセージを寄せた15氏は次の通りです(順不同、13日時点)。

 オリバー・ストーン(米映画監督)
 ピーター・カズニック(アメリカン大学教授)
 ノーム・チョムスキー(言語学者、マサチューセッツ工科大学名誉教授)
 ジョセフ・ガーソン(アメリカンフレンズ奉仕委員会ニューイングランド事務所責任者)
 デービッド・マクレイノルズ(国際戦争抵抗者同盟元議長)
 スティーブン・リーパー(広島女学院、長崎大学、京都造形芸術大学客員教授)
 リタ・ラサール(「平和な明日のための9・11家族の会」創立者)
 アリス・スレーター(核時代平和財団ニューヨーク事務所長)
 デービッド・スワンソン(作家、ジャーナリスト、放送司会者)
 カレン・バレンシェ(ユナイテッド宗教イニシアチブ、南部アフリカ地域コーディネーター)
 ブルース・ケント(イギリス核軍縮運動副会長、戦争廃止運動副会長)
 ライナー・ブラウン(ノーベル平和賞受賞団体・国際平和ビューロー共同会長)
 コリン・アーチャー(国際平和ビューロー事務局長)
 フィリス・クレイトン(カナダ「平和のための科学者の会」)